Malaga編
さぁ、最後の日はMalagaへ!!!
日中この街の観光をして、夕方近く帰路につくというスケジュールです。
Malagaに着いての第一印象は、「色んな文化がまざっている街」。
ルネッサンス様式のカテドラル(大聖堂)、ローマ劇場にお城、イスラム式庭園のあるアルカサバ、南国ムードたっぷりの色とりどりの植物やヤシの木、、、
ステキな街の予感にわくわく♪
まずはピカソの生家を見学。
そう、ここはかの有名なピカソが生まれた街。Merce広場に面した、今はリフォームされてきれいなマンションの1階が彼の生まれた家。現在はピカソ財団がマンションごと買って、見学ができるように内部がリフォームされています。
こじんまりとした内部にはピカソの絵や写真がいたるところに飾ってあり、一室には当時のままなのか、床板も古いままに、ピカソが生まれたての頃来ていた白いふわふわのドレス風ベビー服や、彼の母親のアクセサリー、子供の頃の写真や家具が置かれています。
特別ピカソ好きというわけではないのですが、興味深いところでした。
さて、次はヒブラルファロ城へ。
それにしても道が石畳で、低めのヒールがついてるサンダルで歩いてた私は何度も足首をひねりそうになりました(><)
そしてさらにこのお城への道が悪夢に、、、!なんといっても、これでもか、これでもかというほど急な上り坂を上らされ、頂上がなかなか見えない上道が悪いので、サンダルを脱ぎ捨てたくなるほどでした(笑)
それでも、数カ所ある展望台からの街並と港と海の眺めは一見の価値ありで本当にきれいでいした。
頂上近くで、海の方から濃い霧が舞い込んできてあれよあれよという間にすっかり目の前のマンション群が見えなくなりました。天気もよく、昼間だったのですが、こういうことはよくあるのかな?
お城の中には戦争についての博物館があり、16世紀頃のMalagaの図を見て今とほとんど変わってないことに、私はまたまた感動。現在はホテルや高層マンションが増えているけれど、ちょっと先の自然の景色は500年前とほとんど変わってないって、素晴らしいことだと思いませんか?
当時の軍服を着たマネキンも飾られていて、興味深く見学できました。
ちなみに、このお城も、次に訪れたアルカサバも日曜日の午後2時以降は無料とのこと。
お城からの下りは本当に危なかったので、一部サンダルを脱いで素足で降りました、はい、、、(− −;)
降りてすぐ、ふもとにあるBarでお昼をとることにして、私はアンダルシア名物のベビー空豆と生ハムの炒め物と躊躇なく注文。普通の空豆よりはるかに小さいベビー空豆はどうやらこの地方でしか売ってないようで、味がぎゅっとしまってて、歯ごたえもよく、とにかくおいしいです。
おなかもいっぱいになったところで、アルカサバ見学へ。
まずは入り口にあるローマ劇場の遺跡。今年2月にスペイン西部のMeridaにあるローマ遺跡を見てきたので、それに比べてしまうと全然小さいけれど、これはこれでやっぱり威厳がありました。
アルカサバ内部は、Granadaのアルハンブラ宮殿を思わせるような庭園や彫刻が施されており、うっとりするような美しさ。
小さな水路のようなものもあり、昼下がりにゆっくりロマンチックな散歩をしてまわるには絶好の場所と行ったところ。
小部屋や通路が複雑に配置されていて、一瞬迷いそうになりますが、ちゃんと矢印で表示されてるので大丈夫(^^)
さぁ、日も傾きかけてきたので、最後はロマンチストな夫の要望もあり馬車車で市内観光をすることにしました。
馬車をひいてくれたのは20代後半くらいの地元っこのおにいさん。アンダルシアの訛りが強く、人懐っこいところもアンダルシアっ子らしい、好青年でした。なにやら友達らしい10歳くらいのかわいい男の子も同伴することになり、その子は馬車ひき青年のとなりで一生懸命観光案内をしてくれました。
45分間で25ユーロ、思ったほど高くなく、ゆっくり、じっくり馬車観光を楽しむことができました。
そして帰路につくことになったのですが、今回の旅の感想は、たった一つの週末もこんなに充実して過ごせるんだ!ということです。
海、ヨット、ジブラルタル、お城、イスラム風庭園、馬車でのお散歩をこんなにゆっくり楽しむ機会を与えてくれただんな様に感謝(^^)
私も早く運転免許とるからね〜(笑)